アンチエイジング
最近は時代の進化と患者様のニーズの多様性から、様々な病気に対しても治療の選択肢が以前に比べて増えてきつつあります。また予防医学の面からみても生活の質を向上させるために、身体機能とそれに加えて精神的な安定を維持していくことがより重要視される傾向にあります。日本人の平均寿命は男女とも現在も徐々に延びつつあり、今現在元気にしておられる方の余命（今後の自分の残りの人生の年数）を考えて、今後の生活の質を向上させる意味でのサポートが必要になると考えております。
今後の自分の人生を考えて自分の真の意味でのQOL（クォリティ・オブ・ライフ：生活の質）を向上させるため、個々の状況に応じたものを生活習慣に取り入れることは、今後より重要視されると思います。
それには、健診を含めた身体的な病気の早期発見は当然のことですが、適度な運動に加えて代替医療としてのサプリメントの補充も新たな医療と言えるかもしれません。
現在色々な健康補助食品やサプリメントが市場に数多く見られますが、自分に本当に必要と思われるものを正しく採ることが必要と思われます。安易に不必要なサプリメントや正規の販売されていないサプリメントを使用するのはかえって危険なこともあることや意味がないことを知っておいていただければと思ってホームページに加えました。
またアンチ・エイジングを効能にあげているものは数多くありますが、まだ完全に効果が確認されているものはそれほど多いものではないと思います。
まず、患者様個々の状況より使用しない方がよいサプリメントを除外していく、ということから始めるとよいかもしれません。
最近は病院で専用販売するサプリメントもあり、正規の信頼できるメーカーから選択することが安心につながることかと思います。相談いただければ可能な限り対応いたします。
「エクオール」を手軽に摂取できる「エクエル」とは
大豆イソフラボン代謝物「エクオール」として更年期以降に用いられることが多いサプリメントです。基本的に女性ホルモン類維の作用を持ち安全に使用でき、他の薬と同時に併用できるということが最大の利点です。
主として更年期症状の軽減・メタボリック症候群改善作用・シワ面積減少作用が報告されております。
更年期症状の改善とともに同時期に起こりやすい手指の第2、3関節の痛みにも効果が確認できております。また認知症の予防にも有効との報告もあります。
女性には更年期障害の治療後の維持に継続して使用するサプリメントとしても選ばれてよいかと思います。
基本的には、女性ホルモンではないので乳がん治療後の患者様の更年期症状に適している選択肢の一つという形になります。
乳がん診療ガイドラインでは大豆イソフラボンの接種について、乳がん再発リスクの低下の可能性があるとしながらも、まだ研究が少ないので今は勧められないとしております。
皮膚に対するアンチ・エイジング化粧品
最近はクリニック限定の保湿乳液・ビタミンC美容液・コラーゲン・エラスチン配合美容液などが医薬品メーカーからも発売されるようになりました。
大手の医療品・医薬品メーカーからのものは比較的安心できるように思われます。
試してみたいと思われる方がおられれば説明いたします。